ももぐさと菜の花の旅

投稿日: カテゴリー: 日記

多治見と小田原巡り
「茶と糧菓」、交種茶会@ギャルリももぐさ陶芸家安藤雅信さんと、「菓子屋ここのつ」溝口実穂さんのコラボ本出版記念の茶会に参加した。
多治見の美味ランチを狙って、早朝東京を脱出。
苦しかった呼吸がどんどん楽になり、雨予報の彼の地は日傘まで差す上天気。
二度目のももぐさで、安藤明子さんからサロンの身に付け方をご指導頂き、上質リネンとガーゼの衣類を購入した。
20年近くこだわって作り続ける、彼女のサロンスタイルは、身に付けるとまるで着物を着るようだと知る。
私と彼女の出会いは、20年程前松岡正剛主宰の未詳倶楽部で、彼女が正剛氏の衣装を担当した事、ゲストは当時私の三味線の師匠、西松布咏だった。
所は高松の農民歌舞伎の場、観音様のような佇まいの明子さんに終始見惚れていた次第でした。
雅信さんは、JIKONKA主宰の茶事ワークショップを担当していた時、世田谷稽古場の小間を使って随分長い時間、お話されていた事を想い出す。
こうして創出し続けるカップルが、20年近く掛けて作り上げたギャラリー・工房等の建物が、林の中でゲストを迎え入れている様は、静かで心地良く皆を引きつけて止まない風景です。

さて茶会、溝口さんが作り出す糧菓、参りました!です。
安藤さんが淹れるお茶とのマッチング重視で作られた、想像を飛び越える糧菓の風情と幽かに沁みてくる味が、私の琴線を終始揺らしてくれた。
創造しチャレンジし続ける二人から新しい刺激を頂き、今でも長い余韻の中にいる。

「黒田泰三展」@うつわ菜の花
二年前の京都やまほん、黒田泰三展で出会ったオーナーの高橋台一氏。
来てネと言って下さった約束をやっと果たせました。
雨の小田原城址を斜めに横切って蓮池を見る、その裏通り側の入口から入る。
古民家の部屋に白く光る泰三白磁。何処にもないフォルムと、切れるような精神塊の器たちに囲まれ、濃い時間を過ごせた。
相変わらず歩けば小雨、入れば土砂降りのタイミングで降る雨空に、龍神の影を探して帰路に付いた。
愛おしい一泊の旅に感謝。日本は素敵だ!

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