禅寺健功寺での撮影

投稿日: カテゴリー: 日記

2019-04-13 16.04.43海外のドキュメンタリー番組「ART」の撮影協力をしました。
Zen2.0@建長寺で、二年続けて同時通訳のボランティアをされた、バンクーバー在住の山之内悦子さんのご紹介で、ドイツ人のヘルマン・クラレ監督と早朝インタヴューを重ねた。
長野の禅寺で育ち、亡き父が住職だったにも関わらず、さして禅に励んだ歴も無く、一途に茶の湯だけしている私に何故?と思ったが、自然との語らいや震災後の覚悟の話等を語る内に、是非にと出演依頼を受けた次第です。
今回の番組は禅を主体に撮影する為、禅庭のデザイナーであり多摩美の教授でもある、枡野老師の活動を中心に撮影が進行していった。
私は枡野師がご住職をされている、鶴見の健功寺の茶室内で、師親子に呈茶するという大役を仰せつかった。
総持寺に修行中のご長男も一日だけ参加して、シュッとした親子の前で何度も同じシーンを撮影した。この茶室は師のお母様が60年の間裏千家の茶の湯をご指導されてきた場所で、当日はご厚意で茶道具のほとんどをお借りして設えさせて頂いた。
正座が出来ず無念なの、でも道具を選んで設えるのは大好き!と仰る可愛らしいお母様に心から感謝致します。
悦子さんと監督は、来日前にそれぞれのお父様とお母様を看取り、まるで禊のような撮影の行程に、映像を切り取る者の覚悟が見て取れた。
撮影の合間に、スタッフにもとセッセとお茶を点てて飲んで頂いた。
貢献した甲斐があっただろうか?カメラはやはり苦手な私。
どうぞあまり依頼が来ませんように。

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