春光茶会@柿傳の一日

投稿日: カテゴリー: 日記

世田谷稽古場10周年記念企画、「春光茶会」。

総勢20名で進行した茶会は、御縁のある作家さん達の香合、茶碗、茶器や茶杓から、掛物、花入等の作品を設え、初体験の緊張を隠せないお弟子さん達と、最後はいつもの和気あいあいな雰囲気で終わる事が出来ました。

思えば、私の茶事初体験も柿傳、師匠の米寿の祝賀会でした。
当時は何も解らず、ただ美味しいお料理の数々に舌鼓を打っていた次第。
先輩方の支度、段取りの御苦労が、今更ながらに身に沁みています。

炭点前やお点前を担当分けして、多くの体験が出来るようにし、ひたすら解説進行役をしながら時計とにらめっこ。なんと予定の15時ピッタリに終わる奇跡を味わいました。

当日の掛物を描いて下さった、若き日本画家の岡村智博さんの「木漏れ日」が茶席を照らし、山本順子さんの花器が大地から芽吹くように凛と立つ床で、お弟子さんでもあるアーティスト宮山香里さんの繊細な絹糸に依るインスタレーションの作品が、微かな空気の揺れに反応して、ずっと揺れていた光景が印象的でした。

床でブランコする糸の束達も、光や風を受けて嬉しそうにしていました。

そう言えば、茶器も干菓子も作り手の方達のれんぴかイメージは、「雲」。
もともと浮雲を意味するハワイ語の「あおれれ」からイメージした音、「れんぴか」を皆さん良く理解して作って下さった事を知り、改めて胸が一杯です。

幸せな10年目を迎えられ、次の10年目を目指しての第一歩。
大切に日々を重ねて行きます。
ありがとうございました!

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