金環日食の前に...

投稿日: カテゴリー: 日記

写真家渞忠之「月喰」(森岡書店)、五浦と岡倉天心の遺産展(日本橋高島屋)、画家周豪(巷房)、陶芸家辻村塊(一穂堂)、そして故福澤もろ楽曲ライブ(SEED SHIP)を駆け抜けて、琴線が揺れまくった一日。

同じ流儀で研鑽されている、渞さんのモノクローム世界。
漆黒の空に浮かぶ喰らわれる月を食らう太古の眼差しと、
築80年の趣あるビル内の森岡書店の風情とが絶妙にマッチしていた。青竹の花入れに和花のアレンジメントで送る、千宗屋若宗匠のセンスにも脱帽!

五浦六角堂再建記念。昨年6月のチャリティ茶会での寄付金も少し貢献。28歳で東京美術学校校長となり、50歳で没するまで真摯に美術と向き合った、彼の力強い意志を感じる展示。愛用の崑崙の釜、茶杓「楽々浪」、茶籠等、すごくいい味わいでした。

上海出身の周豪さん、1年前に青山のギャラリーでお会いして、画業に向かう姿勢と茶の湯のスピリッツは同じだネ!と大いに盛り上がった。
即興で描く画風から、銅版画や塗重ねる途上で表れる線を活かし、時間を描く画風に変化しつつあり、内面と対峙する作品は、茶人ファンも多い。

辻村史郎さんの息子辻村塊さんとは、なんと初対面!
白が際立つ粉引茶碗を、随分前から愛用している。会場でひと際存在感あった、円空仏のような花入れに心惹かれた。土と火にゆだね贈り物をもらえる陶芸家、素敵だ!

そして下北沢ライヴ。もろさんの美しい曲を歌う、キアラさんの歌声と高橋全さんのピアノに心揺さぶられる。打上げの席で御縁の連鎖をまたしても確認!
日食前に徐々に浄化していくイメージ。何か新しい事が始まる予感。大切な日々。

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